荻野剛生のフィンランド生活記

娘、娘婿、孫2人とのフィンランド生活

荻野剛生のおすすめ本

皆様いかがお過ごしでしょうか?

フィンランドの感染状況は落ち着いてきています。5月14日から学校が再開され、孫達は嬉しそうに毎日出かけていきます。6月からは飲食店も再開し、50人までのイベント開催も許可されます。

私は自宅で本を読んだり、クラシックを聞いて日々を過ごしています。今回は、私がフィンランド生活に慣れるまでに役立った本やお気に入りの音楽関係の本をご紹介します。

 

フィンランド生活にあたり、まず手にとったのは地球の歩き方です。 旅行ガイドブックですが生活する上でも役に立ちます。特に地図と外食ガイドには助けられました。

 

 

フィンランド豊かさのメソッド (集英社新書 (0453))
 

教育、仕事、税金、介護などフィンランドの社会全般について著者のフィンランドでの実生活を元に記されています。文章のテンポがいいのでとても読みやすかったです。フィンランドで生活するにあたり、フィンランドの社会の仕組みを知っておくことはとても役に立ちました。

 

 

旅の指さし会話帳35 フィンランド

旅の指さし会話帳35 フィンランド

 

正直、この本はあまり必要ありませんでした。フィンランドは英語が通じるのでフィンランド語ができなくても生活できます。特に、ヘルシンキは英語が話せる人が多いです。若い世代は間違いなく英語が話せます。駅やレストランで英語が通じないことはまずありません。ただし、看板やスーパーの表示はほとんどフィンランド語とスウェーデン語だけです。これには困りました。今はGoogleレンズの翻訳機能が使えるので助かっています。

 

 

 フィンランドと言えばやはりサウナ文化です。電気、薪、スモークと3種類のサウナが紹介されています。単なる旅行情報本ではなく、著者が自らフィンランドを旅する中で経験し、感じたフィンランドの魅力が詰まっています。

 

 

 サウナ文化についてより深く知りたい人はこちらの本をご一読ください。銭湯と同じような栄枯盛衰をたどった公衆サウナの歴史が詳しく紹介されています。サウナ好きにはたまらない一冊です。